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CONCEPT

私たちの日常のなかにある
「捨てる」という行為。
それを、アイデアのちからで
「捨てない」に変えてくれる
商品やサービスがあります。
限りなくながく使えるもの。
繰り返し生まれ変わるもの。
捨てても自然にかえるもの。
ムダ使いしない知恵や工夫。
「 捨てない」アイデアを、
みんなで選択していくことで、
ゼロ・ウェイストな社会を目指していく。
CHOICE! ZERO WASTEは、
そのきっかけを生み出していきます。

応援メッセージ

ALE 01

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建築家

隈  研吾

僕が日本の木の文化に惹かれるのは、そのベースにゴミゼロの思想がひそんでいるからである。いわば「もったいない」という日本独特の思想が、日本の木造に、日本の木の文化に、強く反映されているのである。まず、日本の木造建築では小径木という細い材木を上手に使う。この細い材木は、多くの国々ではゴミとして捨てられている。林業において、細い間伐材は捨てるのではなく、重要な建築材料として有効に使われる。工事現場においても、端切れのような細く短い木材まで、徹底的に「どこかに」利用される。その結果として日本の工事現場は、現場とは思えないほどに清潔である。カンナくずまでが美しく、まるで芸術品のようだと驚かれる。これもゴミゼロ思想の産物である。

ALE 02

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環境大臣
兼 内閣府特命担当大臣
(原子力防災)

小泉進次郎
ale-02

環境省でもキーワードになっている、「経済社会のリデザイン(再設計)」。これからの世界で重要になるのは、「捨てない経済社会」へリデザインしていくことです。製品のつくり手である企業が環境配慮した製品をつくりやすい環境、そしてユーザーの方々にとっても、その製品を選んでもらいやすい環境をつくっていくことが必要になります。そして、私たち一人ひとりが日常の中で、「次は何を変えられるだろう」と楽しみながら暮らしてみること。一人の百歩より、百人の一歩。いま私たちが当たり前に享受しているものを、次の世代につないでいくために、一生活者としての一歩は、決して無駄ではないと信じています。

ALE 03

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ファッションモデル

冨永 愛
ale-03

ものを選ぶという行為は、そのこと自体で地球上の誰かを応援することになる。私はそう信じています。世界が「自分さえよければいい」という考え方から変わってきている今、みなさん一人ひとりの「チョイス」にもその力があるということが、広まっていったらいいなと思っています。

ALE 04

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独立研究者、著作家

山口 周
ale-04

嫌な話ですが、戦争や災害が起きると経済は成長します。大規模な破壊を生産によって補わなければならないからです。つまり「経済成長」と「物的破壊」は表裏一体なのです。しかし流石に経済成長のために戦争や災害を起こそう、というわけにもいきません。ということで「戦争」や「災害」を別の言葉、たとえば「消費」と言い換えて促進するという、一種の「まやかし」が横行している、それが現在という時代の様相です。しかし、無限の経済成長のために、無限の破壊活動が必要なのだとすれば、私たちは本当にそのような未来を望んでいるでしょうか?ここに私たちが向き合う大きな課題があります。いかに「破壊」という行為を伴わず、人々が瑞々しく健全に生きていける社会の仕組みを構築しうるか?この難しくも美しい問いに私たち一人一人が向き合い、それぞれの範囲でできることをやっていくことが必要な時代だと思っています。

ALE 05

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解剖学者、
東京大学名誉教授

養老 孟司

ゴミ「問題」と表現されるように世間には様々な「問題」がある。「問題」とは何か。まとめていうなら、ヒトが意識的に作り上げたシステムと自然との相克であろう。森喜朗前五輪組織委員会委員長の問題に表れた性差別と高齢化「問題」は性という自然の区分、高齢化は生老病死というヒトの自然、それらと社会との関係である。コロナ、原発問題は言うまでもない。いわゆる進歩によって、ヒトは自然を克服してきたという風なことを言い、コロナに勝つなんて言うけれども、自然は別に「克服」するようなものではない。戦って「勝つ」ような相手でもない。いかに「折り合うか」だけのことである。翻って、自分自身を考えたらすぐにわかる。自分自身が抱えている自然をどう「克服」するというのか。個人の始まりは0.2ミリの受精卵である。では五十キロ、六十キロという現在の体重はどこから来た物質か、主に田畑、魚を食べれば、海や川であろう。我々の身体は自然と地続きなのである。それを受容し、折り合うしかないではないか。

gominimaru
ごみに丸

きれい好きな性格で、好きな言葉は「もったいない」、嫌いな言葉は「使い捨て」。
趣味はゴミだったものにあたらしい使い道を見つけてはなまるをつけること。
たまに頭のフタにハチドリがとまって休んでいる。

年齢:5320歳
誕生日:5月30日

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